【工房訪問】 ありそうでないものを目指して 町田裕也

投稿者 :店長もな on

埼玉県所沢市で家業の農業を営みながら作陶している町田裕也さん。実は店主の実家から自転車で行けるような距離に工房を構えられてました。 そんな強いご縁から取り扱いをさせていただけることになりました!

町田裕也さんの工房訪問


関東で最大級の陶器市である益子陶器市でも人気の町田さんの作品。実際に拝見するとシンプルだけど細かく手間のかかる部分も労を惜しまず丁寧に作り込まれていることが分ります。

作陶する上で大切にしていることは、まず「使いやすさ」。その上で生活にすっと溶け込むような、更に手仕事だからこそこだわれる、持ちやすさや風合いなどのバランスを考え制作されています。

昔から何かを作る仕事がしたかったという町田さんは、デザイン学校で木工やガラスなどクラフトの作成を一通り学びます。モノづくりで生活していくにはどうすれば良いかと思っていたころ、茨城県笠間の窯元で働きかながら学ぶチャンスを得られます。

「偶然でした。学校を卒業するころに尋ねたら、ちょうど欠員がでるからと言われて。ただ、そこでの生活は陶芸が好きかどうかは考える余裕もなく、ただひたすらに技術を習得する日々で必死でした。」同じころ学んでいた友人たちの支えもあって、なんとかやっていたと語る町田さん。現在も作品の約9割がろくろ形成。それが基本という観念は若いころに叩き込まれたおかげとおっしゃいます。

町田さんの相棒のろくろ
埼玉の陶芸作家(町田裕也さん)

その後、地元所沢に開窯。現在は家業の畑仕事をしながら作陶されています。「土」に関わっているからこそ、制作にも色々なヒントを得られているそうです。

町田裕也さん訪問レポート
「朝の4時半くらいに畑に出て、朝もやの風景とか、自然の美しさとかがずっと頭に残ってて、それをどうにか表現できないかなと手を動かしていることも多いです。」

町田裕也

町田さんは、食べ物を作ることと器を作ることは基本的に同じとおっしゃいます。作るときは愛情をもって、手間を惜しまず...実直に。人の口に入るもの、食事の時に使うものは生活の上で欠かせないものだからこそこだわりたい。毎日の食事の支度もそうかもしれません。店主も改めてそういう時間を大切にしていこうと思いました。


今回取り扱いさせていただく「あわしろ」は石の彫刻のような凛とした佇まいとぬくもりを感じる風合いがうまく混ざり合ったうつわです。赤土を使い形成。釉薬をじゃぼんとかけた後、スポンジで丁寧に濃淡をつけていきます。

リム皿6寸 あわしろ
町田裕也のあわしろ6寸皿

花器 しのぎ あわしろ
町田裕也さんの花瓶

焼く場所により表情が違ってくるので、実際は窯から出してみないと分からないところもあり、個々の個性が出る味わい深い作品です。

マグカップ しのぎ あわしろ
町田裕也マグカップ
あわしろマグカップ(町田裕也)

「なみなみ」シリーズは、きめ細かな白土を使用。粉引きではないので、特に目止めは必要ないとのこと。

なみなみ平皿 7寸 ふちブルー
町田裕也のなみなみの7寸皿

なみの曲線は一つ一つ指でかたちづくっています。なみのかたちに大きな違いが出ていないことに熟練の技を感じます。型だと表現が難しいような程よい手仕事の跡を残したいという思いを込めてます。

なみなみ小鉢 ふちブルー
町田裕也のボウル(なみなみ)通販

 
「ひび」は細かな貫入(焼いた時に土の収縮により出来るヒビ)にベンガラ(鉄分の入った釉薬)とコーヒーを煮出したものでうっすらと色付け。その時々で自然が繰り出す模様に面白味が溢れています。


ピッチャー ひび
町田裕也のジャグ(小)

なみなみ平皿 7寸 ひび
町田裕也のひび器
町田裕也さんの7寸皿


人気のモス(Moss)シリーズ。今回は深くて渋いモス(苔色)グリーンの花器をご用意しました。釉薬を筆で塗り重ねているので、ひとつひとつ違った独特の表情が生まれます。鉄分を多く含む赤土を使用しているので錆色の出方も趣きがあって素敵ですね!

 花器 面取り モスグリーン
町田裕也のモス

きっとこれからも、自然と生活に溶け込むようなうつわを作成されると思います。(この度はお邪魔させていただきありがとうございます。今後も素敵な作品楽しみにしてますね!)


町田さんの奥様が、お野菜やジャム、町田さんの作品などを販売するお店Colere Pottery & Farm Shop をオープンされました。お近くの方は是非!
金・土曜に営業されているようですがとのことですが、営業日はご確認くださいませ。


町田裕也さんのお品はこちら
町田裕也通販

 


この投稿をシェアする



← 投稿順 新着順 →