入荷作家さん紹介
今までにないスリップウェアの表現を目指して - 荒井彩乃 -
千葉県市川市でスリップウェアと和紙染めの2つの技法を用いて日々作陶されている荒井彩乃さんのご紹介です。 荒井さんの作品をはじめて目にしたのは2023年5月、東京ビックサイトで開催されたデザインフェスタでした。繊細にもかかわらず伸びやかで動きのある植物模様のスリップウェアに一瞬で目を奪われてしまいました。こんな素敵な作品、もちろんみなさんの目に留まり、またたくまに長蛇の列の大混雑に…。 2023年10月には毎年千葉県市川市で開催されている「工房からの風」に初出展。お料理を盛り付けたくなる素敵なうつわが並んでいます。 うつわへの想いをお伺いしたところ「昔から、ものづくりや絵を描くことが好きで武蔵野美術大学に入学いたしました。 そこで、様々な工芸を学ぶ中で陶芸が一番自分が表現したいものが作れる最高の素材だと感じ、 それからというもの、夢中で制作を続けてまいりました。 器は、買って終わり、見て終わるだけではなく、実際日々の生活に取り入れ使用することができます。 毎日使い続ければ、器に深みが出て初めとは違った味わい深い器にすることもできます。 うつわは本当に面白い素材です、使い手によって器がまた一層変化します。 ぜひ、お手に取っていただいた際は、大事に器を育てていただけますと幸いです。」と仰る荒井さん。ほんとに使い続けて経年変化が楽しみになる器です。 下描きができないので一気に描きあげていく英国生まれのスリップウェアの技法。なぜこの難易度の高い技法を選んだのかという問いに「スリップウェアを始めたきっかけは、卒業制作です。大学4年生になった時卒業制作に向けて何を作るか悩んでいた際、 大学の図書館でふとスリップウェアの本が目に留まり、そこに載っていた器たちに心を打たれました。 スリップウェアがどんなものか、実際にスリップウェアの器を購入し、より一層スリップウェアのあたたかみとその魅力に惹きつけられました。実際その技法を行なってみると、流動的な化粧土をコントロールすることが難しかったですが、時間の経過と共にその技術も段々と慣れていき、格子模様やフェザーコームなどの、いわゆるスリップウェアの王道的な模様は描けるようになりました。しかし、それは他の作家さんの真似事に過ぎず、卒業制作としてこれを自分の作品・個性として良いのかすごく悩みました。元々、植物模様を描くのが好きだった私は、スリップウェアでなんとか自分の思い描く植物模様を表現できないかと試行錯誤を続けた結果、 卒業制作までにはなんとか、自分の思う植物模様を描けるようになりました。 卒業後もスリップウェアの流動的な動きを活用し、生き生きとした植物模様を描くよう心がけております。」 大学の先生にも独自のスリップウェアを挑戦して失敗してきた生徒を何度も見てきているから考え直した方がいいのではないかというアドバイスを受けても、どうしても挑戦したいという気持ちを第一に、断念せず真摯に取り組んできたことが、類を見ないスリップウェアを生み出したのではないかと感じます。和紙染めの技法は「2年前より陶芸作家の飯野夏実さんのもとで絵付けのアシスタントを始めたのがきっかけです。飯野さんのもとで絵付けの技術を学びながら、お手伝いさせていただく中で、とある和紙染めのワークショップ用に自分が自由に作成した際、新たなる楽しさを発見いたしました。 この技法で、スリップウェアでは出来ない植物模様が表現できそう」と思い始めたのがきっかけだそうです。和紙染めの作品も温かみ溢れるやさしい草花模様に心が和みます。 今後は「スリップウェアの技法と飯野さんのもとで学んだ絵付けの技術を組み合わせ、 今までにないスリップウェアの表現を追求しております。」と荒井さん。見たことのない新しい作品を見せてくれるだろうと思わずにいられない作家さんです。 荒井彩乃さんお取扱い作品はこちら
今までにないスリップウェアの表現を目指して - 荒井彩乃 -
千葉県市川市でスリップウェアと和紙染めの2つの技法を用いて日々作陶されている荒井彩乃さんのご紹介です。 荒井さんの作品をはじめて目にしたのは2023年5月、東京ビックサイトで開催されたデザインフェスタでした。繊細にもかかわらず伸びやかで動きのある植物模様のスリップウェアに一瞬で目を奪われてしまいました。こんな素敵な作品、もちろんみなさんの目に留まり、またたくまに長蛇の列の大混雑に…。 2023年10月には毎年千葉県市川市で開催されている「工房からの風」に初出展。お料理を盛り付けたくなる素敵なうつわが並んでいます。 うつわへの想いをお伺いしたところ「昔から、ものづくりや絵を描くことが好きで武蔵野美術大学に入学いたしました。 そこで、様々な工芸を学ぶ中で陶芸が一番自分が表現したいものが作れる最高の素材だと感じ、 それからというもの、夢中で制作を続けてまいりました。 器は、買って終わり、見て終わるだけではなく、実際日々の生活に取り入れ使用することができます。 毎日使い続ければ、器に深みが出て初めとは違った味わい深い器にすることもできます。 うつわは本当に面白い素材です、使い手によって器がまた一層変化します。 ぜひ、お手に取っていただいた際は、大事に器を育てていただけますと幸いです。」と仰る荒井さん。ほんとに使い続けて経年変化が楽しみになる器です。 下描きができないので一気に描きあげていく英国生まれのスリップウェアの技法。なぜこの難易度の高い技法を選んだのかという問いに「スリップウェアを始めたきっかけは、卒業制作です。大学4年生になった時卒業制作に向けて何を作るか悩んでいた際、 大学の図書館でふとスリップウェアの本が目に留まり、そこに載っていた器たちに心を打たれました。 スリップウェアがどんなものか、実際にスリップウェアの器を購入し、より一層スリップウェアのあたたかみとその魅力に惹きつけられました。実際その技法を行なってみると、流動的な化粧土をコントロールすることが難しかったですが、時間の経過と共にその技術も段々と慣れていき、格子模様やフェザーコームなどの、いわゆるスリップウェアの王道的な模様は描けるようになりました。しかし、それは他の作家さんの真似事に過ぎず、卒業制作としてこれを自分の作品・個性として良いのかすごく悩みました。元々、植物模様を描くのが好きだった私は、スリップウェアでなんとか自分の思い描く植物模様を表現できないかと試行錯誤を続けた結果、 卒業制作までにはなんとか、自分の思う植物模様を描けるようになりました。 卒業後もスリップウェアの流動的な動きを活用し、生き生きとした植物模様を描くよう心がけております。」 大学の先生にも独自のスリップウェアを挑戦して失敗してきた生徒を何度も見てきているから考え直した方がいいのではないかというアドバイスを受けても、どうしても挑戦したいという気持ちを第一に、断念せず真摯に取り組んできたことが、類を見ないスリップウェアを生み出したのではないかと感じます。和紙染めの技法は「2年前より陶芸作家の飯野夏実さんのもとで絵付けのアシスタントを始めたのがきっかけです。飯野さんのもとで絵付けの技術を学びながら、お手伝いさせていただく中で、とある和紙染めのワークショップ用に自分が自由に作成した際、新たなる楽しさを発見いたしました。 この技法で、スリップウェアでは出来ない植物模様が表現できそう」と思い始めたのがきっかけだそうです。和紙染めの作品も温かみ溢れるやさしい草花模様に心が和みます。 今後は「スリップウェアの技法と飯野さんのもとで学んだ絵付けの技術を組み合わせ、 今までにないスリップウェアの表現を追求しております。」と荒井さん。見たことのない新しい作品を見せてくれるだろうと思わずにいられない作家さんです。 荒井彩乃さんお取扱い作品はこちら
暮らしの中におかしみを - 加藤美紀子 -
見ているだけも思わず''うふふ''と笑顔がこぼれてしまう、加藤美紀子さんのうつわたち。岐阜県瑞浪市で独立したばかりのフレッシュな作家さんです。制作のことなど、色々とお話を伺いました。
暮らしの中におかしみを - 加藤美紀子 -
見ているだけも思わず''うふふ''と笑顔がこぼれてしまう、加藤美紀子さんのうつわたち。岐阜県瑞浪市で独立したばかりのフレッシュな作家さんです。制作のことなど、色々とお話を伺いました。
日常によりそうあたたかさ - 庄司理恵 -
お料理を盛った時に、お料理もうつわも一番魅力的に見える作品たちは、毎日の暮らしにそっと寄り添ってくれる心強い相棒のようです。
日常によりそうあたたかさ - 庄司理恵 -
お料理を盛った時に、お料理もうつわも一番魅力的に見える作品たちは、毎日の暮らしにそっと寄り添ってくれる心強い相棒のようです。
シンプルなお料理がぐっと引き立つ - キカキカク -
神奈川県と小田原市でご夫婦で制作しているキカキカクさん。爽やかな藍色の躍動感あふれる絵柄が魅力的なうつわを当店でも取り扱いさせていただくことになりました。
シンプルなお料理がぐっと引き立つ - キカキカク -
神奈川県と小田原市でご夫婦で制作しているキカキカクさん。爽やかな藍色の躍動感あふれる絵柄が魅力的なうつわを当店でも取り扱いさせていただくことになりました。
毎日の暮らしに彩りを - 矢島操 -
滋賀で作陶している矢島操さん。魅力的な手描きの絵付けはどこか懐かしく、玉手箱のようにいろいろな楽しみが詰まっている素敵なうつわです。
毎日の暮らしに彩りを - 矢島操 -
滋賀で作陶している矢島操さん。魅力的な手描きの絵付けはどこか懐かしく、玉手箱のようにいろいろな楽しみが詰まっている素敵なうつわです。
絵本を読むような楽しさを ワタナベサラ
静岡のガラス作家 ワタナベサラさんの愛らしいおやつシリーズの取り扱いをさせていただくことになりました。制作のことなどお話を伺いました。
絵本を読むような楽しさを ワタナベサラ
静岡のガラス作家 ワタナベサラさんの愛らしいおやつシリーズの取り扱いをさせていただくことになりました。制作のことなどお話を伺いました。