【新入荷&工房訪問】吉永哲子さんの耐熱皿や「さびあさぎ」の味わい深いうつわが届きました!

投稿者 :店長もな on

吉永哲子さんのスタイリッシュな耐熱グラタン皿やお料理が引き立つ「さびあさぎ(錆浅葱)」シリーズが届きました!

吉永哲子さんのうつわ

8月のそろそろ夏も終わりに近づいたころ、静岡県掛川の吉永哲子さんの工房を訪問させていただきました!

「土砂崩れで道が通れないところがあるので、こういった道順で来てくださいね!」という事前のご説明に添って、まるでなぞ解きをするような感覚で工房への山の小道をグネグネと上がたったり下ったり。

静岡の作家さん吉永哲子

わくわく、キョロキョロしながら、ちょっと不安になったころに(!?)吉永哲子さんの工房兼ご自宅に到着!

吉永哲子さんの工房にお邪魔しました

吉永さんご夫婦が、2019年の夏に越してきた
築200年の古民家は、丘の中腹にあり、木々のさえずりや山から吹く風が心地よい場所。その古民家を旦那さまでシェフの夏樹さんやご友人と約1年ほどかけてゆっくりリフォーム。明るい陽射しが差し込み、裸足で歩きたくなるようなご自宅兼お店を作られました。夏樹さんはその場所で完全予約制の「したたむ」というお食事ができるお店をされています。

作家さんの工房訪問(吉永哲子さん)

吉永さんはお話するとパッとその場が明るくなるような、それでいてふんわりとした雰囲気の方。作品は土の風合いがグッとくる一見渋めでちょっと男性的な印象なので、ステキなギャップを感じる方です。でも、お話していると、自分軸をしっかりと持った「自分のすること、したいことを自然の流れに逆らわず、見つけてこられた方」だと分かります。

大学時代に陶芸と出会った吉永さん。手を動かして作ることがもとから好きで、その延長で見つけた陶芸でした。卒業後も世田谷の陶芸教室をお手伝い。ただその頃は、陶芸の仕事を一生することになるとは全く考えていなかったそうです。2008年に陶芸教室の先生が引退することになり、世田谷の教室を引き継ぎ運営を始めます。教室は大盛況。もちろん大変なこともあったそうですが、その都度誰かが助けてくれたとおっしゃいます。

「教室は順調で生徒さん達も良い人ばかりでうまくいってたとは思うのですが、教室と仕事場と自宅などの家賃を払うことに追われる生活に、どうなんだろうとふと思い始めて。自分たちの場所を持ちたいという思いが強くなっていきました。」

そうして移り住んだこちらの掛川の建物は、元陶芸をしていた方のもので、敷地内にガス窯が設置された工房もありました。まさにお二人が思い描いていたばっちりな空間。ご主人のお店に予約が入っている時には、お店のお手伝いをし、その他はこちらの工房で日々作陶に没頭されています。

敷地内にある工房
陶芸作家さんの工房(吉永哲子)

窓いっぱいの工房は、明るい光が入り込む

吉永哲子さんの明るい工房

東京から連れてきた猫ちゃんと一緒に掛川で出会った猫ちゃん2匹が同居。
作品を見ている間も「案内してあげるよ」という感じでご挨拶してくれました。とても人懐っこくて、話している時も間に入ってきてアピール。ばっちりカメラ目線(笑)

吉永哲子さんの工房にお邪魔しました
吉永哲子さんの工房

現在はこちらの電気窯がメインで作成。

吉永哲子さんの電気釜

吉永さんは、以前はガス窯で粉引きなどのうつわも作られていたそうですが、今はちょっとお休み中。

もう少ししたらこちらのガス窯も再開されるとのこと。楽しみです!
ガス窯(吉永哲子)

耐熱グラタン皿は、通常のお皿としておかずやサンドウィッチなどを入れてもおしゃれに演出してくれます。

吉永哲子さんのグラタン皿

もちろん耐熱なので、直火、電子レンジOKです。目止めも特に必要はありません。

耐熱グラタン皿 長角 アメ
吉永哲子さんのグラタン皿(ブラウン)※ただし、器全般に言えることですが、急激な温度変化には弱くヒビや割れる恐れがあるので、急冷、急熱はお避けください。

「さびあさぎ」は吉永さんが作り出したお色。

リムプレート6寸 さびあさぎ
わびあさぎのうつわ(吉永哲子)

灰色がかったモスグリーンの中、イエローやブラウンが表情豊かに混ざり、釉だれや焼色の風合いとマッチして、それぞれのお品に味わい深い個性が表れます。(それゆえ、個体差がある作品ですのでその旨ご了承ください。)

ふちけずり鉢(小)さびあさぎ
わびあさ中鉢(吉永哲子)

実際に持ってみると思ったよりも軽く、何より使いやすい。吉永さんこだわりの「カタチ」はシェフであるご主人のご意見も反映されいます。

豆鉢 輪花 さびあさぎ
吉永のりこのわびあさぎの豆皿

ご主人のお店では、吉永さんのうつわでお食事をいただくことができます。この日もとってもおいしいデザートをおもてなししてくださいました。吉永さんのうつわとも見事にマッチしてます。(もちろんお味もとってもおいしかったです!ありがとうございます。)以前はDJやIT関連のお仕事などしていた多彩な夏樹さん。お話も面白くついつい引き込まれてしまいます。完全予約制のこの落ち着いた場所にあるお食事処は、コロナの大変な時期だからこそ来てみたい、心休まる空間とお料理の癒しの場所です。(したたむ 公式instgram

したたむさんのデザート(吉永哲子)

「うつわも花器も主役はお料理やお花だと思っています。その主役がより美味しそうに、また美しくなるようなものを作っていきたいと思っています。」と吉永さん。お邪魔したご自宅の中にも、一輪挿しにそっとお花の蕾が可憐にほころんでいました。決して花器は邪魔することなく、さりげない存在感で季節の彩りを添えていました。

吉永さんの作品は、どんなお料理も引き立つ「名脇役」として是非持っておきたいうつわの一つです。

吉永哲子さんの作品はこちらから

吉永哲子さんのうつわ


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