小代焼(熊本)

小代焼(しょうだいやき)は熊本県の小岱(小代)山麓で約400年前からある焼き物です。鉄分や小石が多く含まれる小代土を使うことで磁器の高温で焼くことができます。昔ながらのやり方で作るワラ灰釉などをダイナミックに流し掛けや二重掛けすることで、味わい深い美しさと素朴さを持ち合わせているのが特徴です。現在、荒尾市周辺を中心に11軒の窯元があり、技術の継承をしながら日々新しい作品作りに励まれています。