益子焼(栃木・益子の作家)

栃木県益子町周辺で作られる益子焼は、江戸時代末期から鉢や水がめなど日用道具が作られてきました。益子の陶土は粗くて気泡が多く、必ずしも作陶に適した良質な土ではないと言われています。益子焼きを語るうえでの重要人物、陶芸家の濱田庄司さんは、イギリス人の同じく陶芸家のバーナード リーチさんと一緒にイギリスで3年間作陶に励んだ後、益子に移り住みました。その後、益子の人たちと工夫を重ね今の益子焼のスタイルが出来上がります。益子以外からの若い作家を受け入れる土壌もあり、現在では益子の土や釉薬にはこだわらない自由な発想の作家も多く移り住んでいます。年に2度開催される益子陶器市は全国から約5万人のひとたちが集まるほど盛況です。