【工房訪問】たくさんのエッセンスの詰まったもの ヤガミサヨさん(Say Hands Studio)

投稿者 :店長もな on

鮮やかな釉薬の色合いと手づくりのあたたかみを感じる器を制作している Say Hands Studio。作り手のヤガミサヨさんの工房にお邪魔しお話を伺いました。

ヤガミサヨさんの工房

神戸出身のヤガミさんは愛知県立芸術大学 彫刻科を卒業後、インド ベンガル地方にある美術大学に進学されます。

「もともと古典的な土壌の文化に惹かれていたので、インドで学んでみたかったというのはあります。土をこねることは昔から好きでしたが、ここでの経験で本格的に陶芸をやっていきたいなと思いました。もう少しインドに長く居たかったです。」とヤガミさん。

名残惜しいー年間のインド滞在後、引き続き陶芸を学ぶため、愛知県立名古屋高等技術専門校窯業校のデザイン科を卒業後、多治見市陶磁器意匠研究所 技術コースでも技術を習得。その後、中学校の陶芸講師や名古屋デザイナー学院の講師などをしながらクラフトフェアにも出品。満を持して2017年には益子にアトリエを持たれ、「Say Hands Studio」の開設に至ります。

うつわもぽかぽか気持ちよさそうな景色
ヤガミサヨさんのアトリエ工房


益子の古屋をリノベーションしたアトリエには、土着の置物などがディスプレイされています。和の家がベースですが、どこか異国の雰囲気も感じられるのは、ヤガミさんの作品と同じような印象です。

益子の作家さんヤガミサヨさんの工房訪問


窯を設置場所を作る為の家の一部を削る工程以外は、ほとんど旦那さまとご一緒にゆっくりとDIYされたのだそうです。土を扱う陶芸のアトリエにするべく、畳をはがして床を張り替えたりなど、お話からは大変だけど楽しそうな作業の様子が伝わってきます。

ヤガミさんに直接お会いした印象は、ほんわかやさし気で落ち着きのあるキュートな印象の方。ですが、一人旅でスリランカに行かれたり、モロッコで夜行バスに乗ったり、インドの山奥を8日間かけて歩いたり...などなどかなりのアクティブ派。そういったお話をグイグイお話するわけでもなく、話の流れでひょうひょうとお話になる感じがとても印象的でした。


作品は、ろくろやたたら板作り、手びねりなどで作成。設計図はなく、自由に作るので毎回ワクワクするそう。ちょうど工房を訪問した時には、当店でも取り扱いのある花紋高台皿がお休み中でした!
ヤガミサヨさんの工房訪問


釉薬はすべてご自身で調合。以前は簡単に手に入った材料がなくなったりと、何度も調合してやっと納得のいくものが完成したのだそうです。


ついつい引き込まれそうな鮮やかな青が美しい 花紋高台皿 ターキッシュブルー釉
Say Hands Studioのコンポート皿

ミルクのようなやわらかな風合い。やさし気な花紋高台皿 乳白釉
ヤガミサヨさんの高台皿

どこか懐かしい雰囲気の花紋高台皿 麦わら色釉
麦わら色釉薬高台皿 ヤガミサヨ

花紋高台皿 ドロマイト釉は海の白波や雪のような繊細さ
ドロマイト釉の高台皿(ヤガミサヨ)

八角プレート 小 セピアブルー釉
こちらは、ドロマイト釉と同じ釉薬のようですが、焼き上がりや風合いを少し調整しているそうです。
ヤガミサヨさんの八角皿

豆皿 若草色釉
はパッと目を引く元気色!
Say Hands Studioの豆皿若草色釉

窯はガス窯を使用。焼きあがりを待つ時間が一番好きなのだそう。
ヤガミサヨさんの益子のアトリエ

タイ北部のチェンマイでも短期で陶芸を学ばれたことがあり、その時の教室の名前が「Slow Hands Studio」だったそうで、それがとても気に入り、ご自身の工房の名前「Say Hands Studio」にアレンジなさったとのこと。いつも興味が尽きないヤガミさんは作品にも、色々なワクワクや愉しさが溢れ出るようなものばかり。今後も色々な作品を楽しみにしてますね!

(この度はお邪魔させていただきありがとうございます。またいっぱいお話お聞かせください。)


Say Hands Studio ヤガミサヨさんのお品はこちら

ヤガミサヨ(Say Hands Studio)

 


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