原村俊之さんの可愛らしい磁器のうつわ

ほっこり可愛らしい動物たちが描かれた原村俊之さんの器のご紹介です! 

原村俊之さんの八角皿


まるで陶器のようなあたたかな風合いが残る作品を作られている原村さん。お取引をさせていただく上でのやりとりにも、とてもまじめで誠実なお人柄を強く感じました。丁寧な手書きのメモを入れてくださったり、色々なお心使いにやさしさがあふれているような印象の作家さんです。

原村さんは、古伊万里や鍋島などの肥前陶器の魅力に惹かれ、2007年より佐賀県有田の窯業学校や作家のもとで学ばれます。その後、2010年に埼玉の日高市に移り住み独立。2020製陶所という屋号を持ち日々作陶されています。しきおり店主も埼玉の所沢出身。高校時代の同級生も日高市に住んでいたこともあり、泊りがけで良く遊びに行った思い出があります。同じ県内なのにちょっとしたリゾート地に行ったようなワクワク感があったのを覚えています。そんなこともあり、勝手に親近感をはじめから持っていた店主(単純!)でした。

普段使いの器を作っています。毎日、気軽に食卓で使っていただけたらうれしいです。」というお言葉どおり、制作の上では日々の暮らしの中で活躍できるもので、まず使い勝手を最重視。サイズや形状、材料に至るまで自分なりになるべくこだわり、「シンプル、ベーシック、スタンダード」といったようなキーワードを意識して作成していると原村さん。

原村俊之のクマのカップ
原村俊之さんのコップ


器づくりにつきものの焼き損じがなるべく出ないよう
、ひとつひとつ丁寧に。ろくろ成型と型打ちで形を作った後、絵付けは奥様の佳恵さんと分業されています。クマ、トリ、ウマは「和紙染め」という和紙に色味を付け、素地に移していく技法で原村さんが、千鳥*、ニワトリ、ロブスターは佳恵さんが手描きで絵付けを担当。底の部分に施された鎬や口があたるふちのフチ錆の釉なども味わいが感じられ、手作りの味わいがにじみ出ています。

原村俊之さんの千鳥の皿

 *残念ながら千鳥は廃盤となりました。

その代わりと言っては何ですが、新しくツバメを制作開始され、当店でも新しい仲間として加わりました!

原村俊之さんのツバメマグ
原村俊之さんのマグ馬


八角小皿は、直径約12cm。お気に入りのフルーツやスイーツ、取り皿など小さいけれどなかなか使える万能サイズ。

原村俊之の馬のお皿


オフホワイトのような柔らかな色合いの白にしっとり滑らかな手触り。気持ちいいのでずっと触っていたくなるような心地の良い質感です。縁起が良いと言われている八角形にリムにお色をのせたかたちもスタイリッシュ!

 

原村俊之さんの八角小皿

 
ニワトリさんは、アフロのようなこんもりかわいいトサカにキリっとお洒落な蝶ネクタイをしているようにも見えます(⁉)可愛らしさにキュンキュンとしてしまいます!

原村俊之さんのニワトリ皿


「生涯作り続けてもこの道に100点はないかもしれませんが、常にベストの作品作りはしているつもりです。」と原村さん。これからも素敵な作品を楽しみにしてますね!

原村俊之さんのお品はこちらから

原村俊之のカップ



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