味わい深い象嵌のうつわ 濵田綾音

投稿者 :店長もな on

動物たちの佇まいを眺めているだけで、心があたたかくなるようなうつわを作られている若手作家の濵田綾音さん。象嵌(ぞうがん)という技法で作品を作られています。今回お取り扱いさせていただくにあたり色々とお話を伺わせていただきました!

濵田綾音さんの動物の器


昔からモノを作ることが好きだった濵田さんは、武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科に入学。大学では一通り授業を体験した後、選考コースを決めるというシステムになっていて、その中の一つとして「陶磁」を学んだのが陶芸を始めるきっかけでした。触っていて落ち着き、自然にどうしたらいいかがわかる「土」という素材がご自身と一番相性がいいなと思ったのだそうです。子供の頃に家の近くの崖で見つけた粘りのある土を「ねんどつち」と名付け、小さいお椀を作って家の薪ストーブで焼いたりしていたことを思い出し、自然と運命を感じ、大学を卒業した後も続けようと思ったという濵田さん。お話していると創作の原点が子供時代のさまざまな体験が作品に色濃く反映されていると感じます。


幼少の頃、雄大な自然が広がる八ヶ岳のふもとで育った濵田さん。今回の動物シリーズは、冬の林の中で出会う鹿や飼っていた犬など、今まで出会ってきた動物たちのカワイイだけじゃない味わい深い表情を思い出し、楽しみながら作成されています。

濵田綾音のぞうがんのうつわ

象嵌(ぞうがん)とは、竹などで作った道具で溝を彫ったり押して凹みを作ったところに、色の違う土を埋め込んで模様を作る技法のこと。

制作時の道具
象嵌の道具
濵田綾音さんの象嵌の7寸皿通販

自然に手に取って普段使いしてもらえるよう、日常で感覚的に気兼ねなく使えるような大きさや形を第一に考えて作成されています。


土は信楽の土。グレーは透明釉を施してあり、つるっとした風合いです。

濵田綾音のぞうがんのうつわ

クマの親子 5寸平皿 グレー
クマの親子 7寸中皿 グレー

濵田綾音さんの5寸皿(クマ)

イエローとココアブラウンはマット釉。釉薬は同じですが、ココアブラウンは酸化焼成、イエローは還元焼成です。

※還元焼成は、酸化焼成に対して、「窯の中の酸素を減らして焼く」方法です。

オオカミ 5寸平皿 ココアブラウン
濵田綾音オオカミの器

ヤク 5寸平皿 イエロー
クマの親子 5寸平皿 イエロー濵田綾音のヤクの器(5寸)

これからもどこか深みがあり魅力のあるうつわを生み出していかれることと思います。今後も濱田さんの作品を楽しみにしてますね!

濵田綾音さんの取り扱いのお品はこちら
濵田綾音さんのうつわ販売


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